物体検知を中心に技術情報を提供します。
令和初夏。一旦、過去履歴の削除を行い、今回より物体検知について技術情報を提供したいと思います。
物体検知、静止画や動画で物体を識別する技術で、いくつか段階はありますが最先端の検知システムでは、物体の種類を判定することを行います。物体検知で有名なシステムとしては、SSD、YOLO、Faster R-CNN、Mask R-CNN などがあります。これらは複雑なニューラルネットワークを使用し、物体の判定とその種類をいいあてます。今回、物体検知に焦点を当てるのは、これらの技術がベルトコンベアでの品質の向上、生産物の品質判定などに活用しやすいからです。きっかけは、湘南事業化フォーラムという団体のICT分科会の方々のアイディアから派生していますが、さまざまな製造業での課題により素早く対応出来、また生産性を上げやすい分野ではなかろうかという意見もあり、当社でも突き詰めて技術紹介をしたいということとなりました。
技術紹介と共に、当社でも実査にさまざまな新しい技術を検証し、またエッジコンピューティングとも絡ませつつ、自社内で実験を行いフィードバックを行いたいと考えています。
まずは初回ということで、今後の方向性のご報告とさせていただきます。